かーちんです。
本日は、冬は赤い石シリーズの3回目になります。
本日の赤い石は『ルべライト・トルマリン』です。
ピンクトルマリンの中でも特に赤味の強い色合いのものは別格とされ、ルべライト・トルマリンと呼ばれます。
ルべライト・トルマリンを付けたシルバーバングル・ハートティアラ
ルべライト・トルマリンの赤はルビーとよく似ています。
現代のように鉱物の鑑定がまだ未発達だった時代には、実際にルべライト・トルマリンはルビーと混同されることも多かったようで、14世紀制作のルビーを付けた王冠とされていたものが、近年になって実はルべライト・トルマリンであったことが識別されたという話もあります。
ルべライト・トルマリンを付けたシルバーペンダントネックレス・Flourish
ルべライトトルマリンは産出量が少ないため、優しいピンク色のトルマリンと比べるとお値段はちょっと張りますが、それでも同じような色・サイズのルビーと比べるとずっとリーズナブルなので、ルビーであることにこだわりがなければ、おススメです。
モース硬度*もルビーには及びませんが、7~7.5ありますからね。
(モース硬度*=主に鉱物に対する硬さの尺度。1から10までの数字で表され、1が最も低く10が最も高い。)
只今ルべライト・トルマリンのジュエリーとしてご紹介できるのは、上の2点になりますが、当店のサイトで『誕生石シリーズ』としている定番ジュエリーの「10月誕生石・ピンクトルマリン」では、ルべライトをお付けすることもできますので(すでにルべライトを付けているものも少数あります。)、どうぞ気軽にお申し付けください。